新田五郎のゆかい・おもしろ・ときめき日記

思ったことをブチかます、なんびとたりとも止められねえ

テレビ~ユーチューブ問題

(宮迫の焼肉騒動から(野次馬として)目が離せなくなり、オリラジの中田が「真相」を究明する(といっても登場人物全員納得ずく)動画でその背景がある程度あきらかになったところで、自分の中の憑き物が落ちた。

 

その後の中田の動画によると、「(牛宮城の開店へ向けての内情を問う動画は)宮迫のファンに向けてのメッセージだった。宮迫が破滅するのが面白いんだ、と思っているアンチは別に宮迫じゃなくてもいいのだから、よその破滅を探して観てくれ」と言っており、まあ中田の本音だと思いますよ。

 

その流れから中田が他にどんなユーチューブ動画を流しているのか気になり、彼のトークで「Z世代に人気のあるユーチューバーベスト10」みたいのをちょこっとずつ紹介している動画があった。

そこから「Z世代に人気のあるユーチューバー」たちの動画を少しだけ観てみた。

 

かなりの衝撃だった。

合わなくて(笑)。

「胃が受け付けない」という感じだった。

 

断っておきたいのは、私は「ユーチューバーだからって即座にバカにする勢」にくみしているわけではないということ。

「ユーチューバー」という職業が登場したときは、私も警戒していたが、どんどんコンテンツとして見過ごせないほどの勢力になってきた。

「ユーチューバーを面白いと思っている人が、何百万、何千万といる」ということは、現実なのだ。

泣いてもわめいてもしかたがない(泣いたりわめいたりしている人がいるかどうか知らないが。)

 

対するに、自分が大好きなテレビはどんどん「おじさんおばさん向けのもの」になっている気がする。

何しろ、20年ほど前は二十代前半くらいの若手が行っていたB級グルメロケなどを、三十代後半から四十代初めの芸人がやっている時代だ。

番組の視聴者層に合わせてということもあるのだろうが、タレントの「若返り」はかなり遅くなっているとみていいだろう。

 

そんなわけで「私はユーチューバーに関して何も存じません」というわけにもいかず、「Z世代に人気のあるユーチューバー」の面々をざっと観たのだが。

 

いやほとんどの人たちが明るいな! あとルックスが良い人が多い!!

ベースとして「陽キャ」ばっかりだなと思ってしまった。

 

ざっと見るまで、「若者と年寄りで、SNSで棲み分けしても当然だよな」と思っていて今でも思っているが、

いや、今私がもしも20歳くらいでも、若い大人気ユーチューバーのチャンネルは観てないと思う。

だってこわいもん!! 明るすぎて(笑)。

 

たぶん探せば陰キャサブカルっぽくて、なおかつ100万人登録しているチャンネルもあるのかもしれんが、

「全員がテニサーかその周辺の人たち」

という感じで、あまりのなじめなさにめまいがした。

 

いちおう断っておきますが、だから悪いとか嫌いとか言っているのではありません。

そういうのが好きな人は、そういうのを観ればよいのです。

 

ただ、自分は無理かな。

 

ざっと見たかぎり、ルックスにもかなりの線引きがあり、数名でやっているときにはメンバーに一人はそこそこのイケメンかかわいい子が入っている。

 

そうでない場合は、あまり顔出しをしなかったり、独特の愛嬌があったり(「独特の愛嬌がある」ことはお笑い芸人の世界だったらむしろ当然だが)マスクをかぶっていたりする。

あるいは音声のみとか。

音声すらどんなキカイをつかっているのか知らないが、変えていることもある。

 

前から思っていたが、ユーチューブはルックスにはかなりシビアだと思う。

何と比較しているかというと、それ以前の匿名ネット社会と比較しているんだけど。

テキストサイトやブログ全盛期には、文章さえうまければ、顔がブサイクでもなんとかなったが、ユーチューバーはそうもいかないようだ。

(ここでもいちおう断っておくが、「ブサイクで100万人登録者がいるユーチューバー」もいるのかもしれない。あくまで私の観測範囲の話である。)

 

そしてこれは私の決め打ちなので違うかもしれないが、いずれも上昇志向が強く、「どうやったらサクセスできるか」を強く考えている人たちのように思う。

いやそれも否定する気はない。人間だれでも成功したい。私もしたいし。

 

文化的には情報商材を扱っている人、オンラインサロンなどをやっている人、それと大学では文化系サークルでもオタク的なところよりは、広告研究会などの明るめな集団。

そして繰り返すが、全体的に「上昇志向」が強いんではないか。

文化系でなかったら、それこそテニサーとかシーズンスポーツ系の集団の中で「ユーチューブやってみようぜ」的な人たちが多いんだろうなと。

 

後はまあ実際会ったらどういう人たちかはわからんが、同年代のタレントなどに比べると、一般人に対する対応の垣根は低いかもしれない、と勝手に想像した。

タレントにはプライドがあるから(悪い意味ではない)。

 

それと、これは若いユーチューバーとは直接関係ない話だが。

若者はいつの時代でも「これこそおれたちのノリ、文化を代弁してくれている!」という人を、「完成度は高いが上の世代」よりも強く支持する傾向があると思う。

「自分たちと同世代しかわからない文化」を共有してくれる人が好きなのだ。

それは作品の完成度とは次元が違うところで存在する。

 

ま、そんな印象を受けたが、めちゃくちゃ大きくとらえれば、テレビとユーチューバー、という価値観のズレが起こっているのだな、とヒシヒシと感じた。

 

ここまで書いて、急速に虚しくなってきた。

これではタイトル詐欺な気がするが、力尽きたので仕方がない。

最近、いつもブログを書いている最中に虚しくなる。

何も意味がないからだ。

 

この世でいちばん意味があるのは、風船を追いかけて自動車にひかれて死んじゃった独身中年男性だと思う。

 

そのことを考えるといつも泣いてしまう。

 

あと「ストロングゼロ」を貧困と行き詰まりの象徴として持ってくるのはもう古いと思う。

 

おしまい